農業・菜園用の活性炭|高性能活性炭「蒔いて環炭®」
年々深刻化する土壌・水質汚染問題
炭のお話 古来より炭には①匂いを吸着する、②化学物質を吸着する、③微生物のすみかとなる、④ミネラルの補給源になる 他として着目されてまいりました。 炭の持つ作用については、まだまだ研究が進んでいないと言われていますが、最近の農業では、炭が秘めている力を活かした技術が見直されています。
活性炭と「蒔いて環炭®」のお話 その炭をさらに賦活させて作られた活性炭は、炭以上に大きな働きをします。 弊社が取扱う活性炭は、植物由来の原料より作られ、1g当たり1,700~2,000㎡の比表面積を有する超多孔性の活性炭です。その活性炭を飛散しないよう画期的な方法で固形化(ペレット化・タブレット化)することに成功したのが「蒔いて環炭®」です。本製品は独立行政法人農業環境技術研究所と東京シンコール株式会社の共同で開発され商品で現在、特許出願中です。
高性能活性炭「蒔いて環炭®」の種類 顆粒状で汎用性があり、単独でも肥料に混ぜても使用できる農場向けの「環炭ペレット」と、使用用途(家庭菜園・ベランダ栽培 等)に合わせて様々な形や大きさに整形できる「環炭タブレット」をラインアップしました。
安心・安全な農作物を食卓へ 「蒔いて環炭®」は、255種類の農薬・除草剤・殺虫剤等の有機系化学物質の吸着性能が確認されております。ダイオキシン類の除去、環境ホルモンの除去、揮発系有機化合物(VOC)の除去に効果的です。 土中の残留農薬対策として、ひいては、化学物質の経口摂取リスク対策としておすすめします。 昨今の日本の農業を取り巻く環境は厳しく、『安心・安全』という付加価値を備えることで差別化をはかることが可能となると考えます。
アレロパシー対策として 農作物を生産される方、家庭菜園愛好家の方のお悩みは連作障害等のアレロパシーです。 連作障害は農作物の出来や収穫高に大きく影響します。 また、その回避策としての輪作はそれにかかるコストも見過ごす事ができません。 「蒔いて環炭®」の使用により連作障害が劇的に改善したとの声がサンプルを提供したモニター様から寄せられています。 これは、植物から滲出されたアレロパシー物質を「蒔いて環炭®」が吸着したことによります。
様々な用途に 農業利用に限定した場合、野菜・果樹・樹木・花卉等、幅広く活性炭の活躍する場所があります。 ただ、再現性の確認には時間がかかる為、まだまだ研究の余地があるのが活性炭です。また、最近の研究では作物・品種・土壌・活性炭の種類で異なることが明らかとなっています。 私たちは、その土地の土壌の状況を把握した上で適切な使用量・使用法をおすすめしてまいります。 今後は、農業以外の分野での活用も検討・提案してまいります。 参考文献等 「活性炭の農業利用」西原英治・元木悟著(農文協刊) 参考文献等 独立行政法人農業環境技術研究所プレスリリース(平成21年11月)
リンク ・蒔いて環炭(カタログ)(PDF:528KB)(弊社カタログ中「しいて環炭」は発売準備中です。) ・蒔いて環炭QA集(PDF:233KB) ・蒔いて環炭(参考動画) ・NPO法人シュアティマネジメント協会 「弊社は、同協会の主旨に賛同し協力企業となっております。」
蒔いて環炭®トピックス 蒔いて環炭®小松菜栽培実験「平野農園様」様 蒔いて環炭®放射能測定結果報告「株式会社山燕庵(さんえんあん)」様
蒔いて環炭®ゼオライトについて ゼオライトとは、天然の鉱物の一つで、加熱したり減圧したりすると結晶構造の隙間に入っている水が蒸発して沸き上がるように見えるため、ギリシャ語で「沸騰する石:ゼオライト(zeolite:沸石、zeo=boil;lite=stone)」と名付けられました。ゼオライトには、天然に産出する「天然ゼオライト」、薬品により化学的に合成される「合成ゼオライト」があります。「蒔いて環炭®ゼオライト」はこれまでにない新しいゼオライトです。
弊社が取り扱う「蒔いて環炭®ゼオライト」は、多孔質の部分に物質が吸着する機能(吸着機能)と、マイナス電荷部位に最初に結合していたNaイオンと重金属などの別のプラスイオンと交換する機能(陽イオン交換機能)を有しています。 土中には重金属(鉛・亜鉛・カドミウム・水銀)等の無機系の物質が存在する場合があります。 「蒔いて環炭®ゼオライト」はそれらの吸着に高い性能があります。 また「蒔いて環炭®ゼオライト」は、肥料や水を保持する力が強いため、肥料等の流亡を防ぎ、植物の生育効果が高くなることから、農業・緑化での土壌改良にも役立ちます。
土壌の状況に応じて、「蒔いて環炭®」と「蒔いて環炭®ゼオライト」を適宜使用し土壌を浄化することが可能となります。 現在、弊社では土壌分析を組み込んだ販売システムを検討中です。