中国―日本現代有機農業技術交流会に参加

2018-12-25

12月20~21日に中国湖南省郴州市で開催された中国―日本現代有機農業技術交流会に参加しました。 湖南省をはじめ、中国全土・台湾から100名を超える参加者の会議でした。 日本から4名、中国から2名、台湾から2名の講演があり活発な質疑応答が行われました。 基調講演は日本の有機農業の大家、佐藤喜作氏(日本農協協会会長 92歳)による「有機農業と自給運動」でした。 弊社は農地の残留農薬対策に「蒔いて環炭」の使用で効果が得られることを紹介いたしました。 中国国内では農地の土壌についての分析が詳細には行われていない様子で、過剰な施肥により偏りがあるようです。しかも、大量の農薬使用で土壌残留が高いのが現状とのことです。 一方で、生産者は有機農業への期待感が高いのも事実で農産品の差別化を求めています。(日本の有機JAS規定と異なり有機たい肥の使用に眼目が置かれています。) 参加者から、「蒔いて環炭」の実績の照会・吸着のメカニズム・効果期間・価格と入手方法・重金属の吸着の可否について数多くの質問が寄せられました。 今後の展開に役立ててまいります。 また、同日、湖南省郴州市人民政府の陳副市長との懇談を行い、郴州市の管理農地での「蒔いて環炭」の実証栽培を開始することとなりました。
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