6月, 2013年

平成25年度ちば農商工連携事業活動開始について

2013-06-26

『平成25年度ちば農商工連携事業 認定』

このたび、弊社は、公益財団法人千葉県産業振興センターより首記、助成事業の認定を受け、2013年7月より2015年2月末までの期間で、千葉県船橋市を中心とした農業者及び県内分析機関と連携・協力し「活性炭を活用した土壌浄化材の新商品開発と、それを用いた新しいビジネスモデルの構築」の研究開発事業を展開してまいります。

弊社の活性炭を用いた土壌浄化材は、有機系化学物質の高い吸着性能が定量的に認められ、それによる効果として野菜生産における連作障害の軽減・農薬使用量の削減・生産量及び品質の向上に有効であることが確認できています。
また、弊社の活性炭を用いた土壌浄化材を使用して栽培した野菜は、予備試験レベルで抗酸化物質(ビタミンC等)を多く含むことが確認されました。
(土壌内環境と作物内抗酸化物質生成との間には、密接な関係があることが既に研究されており、弊社製品の活性炭の特性である【①強い吸着性能 ②吸着物を餌とする土壌内有効微生物による活性炭の周囲への微生物コロニー形成】これらの効果により土壌環境の改善、土壌内生物環境が活性化されることで野菜の養分吸収が活発になり、野菜のビタミンC等の増加が期待されると思われます。)

本事業では、活性炭製品の新開発・新改良を行うことで施用方法の容易化と抗酸化物質の増加効果の検証を行います。
本事業の研究課題としましては、活性炭製品を使用して栽培された野菜は他に比して抗酸化物質を多く含むと想定されますが、その有効性を定量的に検証するとともに、製品開発を通じて抗酸化物質の増加効果を少しでも向上させることが研究開発課題であります。
更に、それらの課題を解決することにより、中小企業者、農業者双方の売上および生産性の向上を実現することが目標です。
また、連携体の皆様と弊社の理想とする新時代の“ちば農業”を実現する第一歩として、新製品を使用して栽培された野菜のブランド化を実現し、消費者の健康増進と千葉の農業の活性化に貢献することが目標であります。

今後、本事業に関連するニュースをホームページ上でもお知らせをしてまいりますが、作目として船橋市奨励野菜である小松菜・ニンジン・枝豆、そして、千葉県内で多く生産されるトマト・きゅうり・ネギ・ほうれん草・ナスの8種について比較栽培と科学的分析及び統計的処理による評価を行い、ブランド化に結びつける予定です。

■事業名
「活性炭を活用した土壌浄化材の新商品開発と、それを用いた新しいビジネスモデルの構築」

事業に関する活動報告はこちらをご確認下さい。

■連携農業者(順不同)
平野代一(船橋市)
石神辰巳(船橋市)
鈴木章弘(印西市)

■協力機関
(株)トッケン(柏市)

第一回『蒔いて環炭®』性能実験 ~アレロパシー吸着実験~

2013-06-12

「蒔いて環炭」アレロパシー物質の吸着性能を確認

このたび、「蒔いて環炭」が連作障害の原因のひとつであるアレロパシー物質の吸着にどのように効果があるのか、簡易土壌アッセイ法という方法で実験を行いました。

農作物は連作を行うと原因不明のいや地現象といわれる連作障害が発生します。
この連作障害を回避するため、他の農作物を植えたり(輪作)、農地を休ませたりする方法が取られています。ただ、輪作の場合、肥料・農薬が作物によって異なる場合もあり、コストもかかりますし、農薬のポジティブリストの整備も煩雑になります。
このいや地現象の原因は、栽培作物の根から滲出されるアレロパシー物質にあるといわれています。
そのアレロパシー物質を土中で「蒔いて環炭」が吸着すれば、いや地現象は改善します。
今回の実験は、その実証を簡易的に行ったものです。

土壌アッセイ法の手順は
①いや地の土壌を採取し40度以下で乾燥させる。
②乾燥土壌を粉砕し径1ミリのふるいに通す。
③実験用マルチディッシュに②の土壌を3グラムずつ入れる。
④活性炭を0.3グラムずつ各土壌に添加し混合する。
⑤寒天(低温ゲル)を用意し、寒天の温度を40度以下に下げる。
⑥ゲル状の寒天を各マルチディッシュに5ml添加し土壌と混合させる。
⑦凝固後、更にゲル状寒天を5ml添加し凝固させる。
⑧凝固したマルチディッシュに検定植物とした小松菜(レタス同様アレロパシーの感受性が強いとされています)の種子を5粒ずつ置く。
⑨マルチディッシュに蓋をしてテープで密封した後、暗室条件下で3日間培養し、その様子を測定する。
(注)寒天は、肥料成分はありません。
(注)今回の実験に際して、いや地の土壌は千葉市緑区の(有)チャイルドフラワー(横田社長)様にご提供いただきました。

チャイルドフラワー様土壌 小松菜アッセイ試験チャイルドフラワー様土壌 小松菜アッセイ試験

≪まとめ≫
ACなしは、「対象となる土壌に種子」を置床したものですが、やはり、いや地現象で生育が阻害されていると思われる結果となりました。
SCSと表記があるのは、「蒔いて環炭」の活性炭です
SCWの表記は、某社のヤシガラ由来の活性炭です。
SCPの表記は、木質系で水蒸気賦活して作られた某社の活性炭です。
「蒔いて環炭」がヤシガラ活性炭及び木質系活性炭に比して、いや地の成分を吸着したことにより成長が他より進んでいるの事が、よく判ります。

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